「天才投資家「お金と人生」の名語録 ウォーレン・バフェットから、ジョージ・ソロスまで」は読みやすくて頭に残りやすい。

投資家の名言集

 こういう類の本は結構出てます。以前紹介した本も、似たような感じです。

 今回の本はジェシー・リバモア、ピーター・リンチ、ジム・ロジャーズ、ジョージ・ソロス、バフェットらが実際に言った(書いた)とされる言葉が紹介されています。

生い立ちから

 軽くですが、登場人物の生い立ちが年表として書かれてあります。また、書き出しも幼き頃からスタートです。軽くですね。もう少し詳しいものは前出の本ですね。

 どこで成功し、どこで失敗したのか。その名言はどこから発出されるのかが分かった方が言葉の重みが違いますよね。

 リバモアの「勝つべき相手は自分の感情だ」とかは、確実に経験則ですものね。

読み手に響くのか?

 私自身の感想ですが、筆者は言葉選びがうまいなと思います。ここに紹介されている天才投資家はたくさんの言葉を残していると思いますので、各々の方で一冊はできると思います。代表的な言葉、かつ読み手に響きやすい言葉を選んでいると感じました。

トランプ

 最後にドナルド・トランプさんが登場してきます。不動産王としてですね。この本が出版された年は2013年でトランプ大統領就任は2017年ですから、本文に大統領の記載はありません。

 トランプさんについて「プラン一つだけでなく、代案、更なる代々案を用意している」という旨が書かれてありました。

 なんとなく、わかるような気がします。

読んで良い本

 手法や経済的なところではないので、私自身に直結して、劇的にトレード成績が良くなるという類の本ではありませんが、ここは通っておくべきところ、目指すべきところという意味合いで、読むべき本ではないでしょうか。

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