先日、会社からの最寄りの、地下鉄の駅であった事だ。
体の大きい外人さん、がっつりタトゥーが入っていた、その人が、改札を通ろうとした時、エラーが出た。
「ピンポンピンポン」と激しくなった。
横には駅員さんが座っている。ハッキリ見ていた。
二回ほど引っ掛かったそのでかい外人さんは、はっきり聞こえる声をあげた。
何て言ったかはわからない。
次の瞬間、外人さんはピンポンとなってしまった扉をはねのけて、プラットフォームの方へ向かっていった。
私は「えっ」って思い、駅員さんの方を見た。
薄笑いしながら、外人さんが言った方向とは反対の方を見ていた。
最近の駅員さんって、そうなんだなあ、と思った。
明らかに分からないようだったので、一声かければいいのに。
無理して通っているのだから、ダメだよって言えばいいのに。
やっぱり、怖いよねえ。明らかに、怖かったもん。
声かけて、注意と受け止められたら、少々の怪我じゃすまされないよ、きっと。
駅員もそう思ったんだろうね。
ある意味正解なのかもしれない。
どっちにしろ、降りる駅で再び改札で引っ掛かる。
その降りる駅がきちんとした駅で、駅員もいっぱいいて取り締まれるような、大きな人でも対応できるような人もいれば、そっちでどうぞ、って思うよね、きっと。
それが、現在の状態なのだな、とただ思った。
別に非難はしていない。
私が駅員で、ぼこぼこにされる可能性が高いのなら、知らないふりをするかもしれないし。
色々な問題はある。
結局、自分の身は自分で守るしかない。
そんな、ある意味強い意志を垣間見た朝だった。

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