尾崎豊 遠い空

年代的に合致

ちょうど尾崎豊さんが活動していた時期のほとんど、私は学生でしたので、もろに影響を受けました。

活躍中のブレーキ

 今、wikiなどを読むとこの曲が収録されているアルバム「街路樹」に関する周辺を読むことができますが、当時はただ、表面的な事実があるだけでした。
 「回帰線」「壊れた扉から」と順調に来ているのかと思いきや、活動休止してニューヨークへ。帰ってきたら、覚せい剤で捕まってしまうという波乱。曲を楽しみにしていたファンは、残念極まりなかったのと思いますが、私としては、そういうのもあるのでしょう、とも思った記憶があります。

カリスマ

 十代のカリスマであった彼の影響力は、今では考えられないほど凄まじかったと感じています。学校をやめる人もいましたし。

この曲

 これは、ひと騒動終えた後に復帰作「太陽の破片」のカップリング曲です。太陽の破片の重さに対して、こちらは明るく感じました。

世間知らずの俺だから
体を張って覚えこむ
バカを気にして生きる程
世間は狭かないだろう

遠い空 尾崎豊

 この「バカ~」の歌詞が、今までと違った感覚でした。そして、当時悩める学生だった私も、「意外と世間は広いのかもしれない」とただ漠然と思ったものでした。

いまさら聞く尾崎豊

 もう私もいい年になりました。尾崎豊さんの曲を聴くと、その当時のことを思い出します。そして、今、何かを失ってしまったなとも思います。

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