50歳になる前あたりの頃だ。
お昼休みに軽く筋トレをしていた。斜め腕立てをしたり、スクワットしたりしていた。そして、壁を押し相撲のように押して、いつもと違う筋肉を鍛えようとした時だった。
右腕に、味わったことの無い痛みが走った。
「あー、へんな筋、やってしまったんかな」
そう思った。数日たてば治るでしょう。
そう思っていた。
しかし、一ヶ月経っても痛みは消えず、悪くなる一方。今まで軽々と上がっていたのに、途中までしか上がらない。それ以上は激痛が走る。後ろにも回らない。車に乗っても後ろが見えない……。
おかしいな、と思い病院に言っても異常はなく、言われたのが
「いわゆる50肩ですね」
あー、マジか……。
最善は尽くそうと思い、夜冷やさないようにと、ショルダーホルダーみたいな、肩を覆うものを着て寝たりした。
そして、一年半がたった。
朝起きると、あれっ、痛みがないくなっている。
まあ、突然ではなく、徐々に痛みがひいているような感覚はあった。しかし、もう痛みになれてしまっているので、よくわからなくなっていた。
しかし、痛くなくなったのはよく覚えている。うれしかった。
しかしそれから、二週間くらいの間に、突然、左がおかしくなった。もうわかっている。この痛みは「50肩」だ。
右の次は左……。
結局治るのにこちらも一年半ほどかかった。重ならないで良かった。
実は今でも右の方は完全ではなく、背中に手が届きにくい。ぐぐぐと押し込むと痛かったりする。
でも、全く問題はない。上げてもひねっても痛くない。
確かに、50肩は自然と治ると言われている。ただ、数年単位と書いてあった。そのまま、その通りとなった。そして、一回なるともうならないとも書いてあった(ような気がする)。
いやあ、あれはつらかったね。もう二度とごめんだね。

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