SoftBank 707SC IIという携帯電話

2007年発売

 ガラケーですね。十年以上前の製品ですが、よく覚えています。私にとって、純粋なガラケー一台持ち時代の最後の携帯電話でした。この後からガラケーではなくなります。

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特徴的な形

 写真ではわかりにくいかもしれませんが、薄いのですね。ボタンが出っ張っていない。今では凹凸のないボタンを押すことに慣れていますが(液晶画面委映し出されたボタンを押すため)、当時は周りの人から「使いにくいでしょうね」とさんざん言われました。確かにブラインドタッチはできませんが、そこそこなれると快適でした。

そして革新的

 これ、本当によく考えられたケータイでした。カメラは一つで回転式でした。自撮りするときにはカメラをこちら側に向けるのですね。あとbluetoothもついてましたね。サムスンってすごいな、って当時思っていました。バッテリーは当時短いなと思いましたが、今となっては⒉3日持つことを考えれば充分だったのですね。

意外なところ

 辞書が入っているのですが、日本語、英語、そして韓国語。当時なんで入ってんだろうと思ってましたね。あと、ゲーム。これが大変でした。待ち受けにもなる犬を飼うゲームなのですが、よく面倒を見ないとゲームができないのですね。犬の世話を毎日頻繁に行うと、犬と遊べるゲームができます。面倒見ずにゲームを開くと、犬は相手にしてくれないのです。なかなか大変でした。

日本にはない感覚

 操作性を犠牲にした薄さ、しかしその中に技術を入れ込む。当時ガラケーは天下で、どんどん機能も増え厚さもそこそこありました。変わったもの好きのアンテナに引っ掛かるケータイでした。まあ、頻繁に電話をかける人には向かない、偏ったものでしだけどね。

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