桜は春にか咲かない。
その時、存在感を示す。
今、葉を重ね、広がりながら緑濃くエネルギーを蓄えている。
しかし、今は単に大木なだけ。春に「ああ、桜の木だな」と認識しておかないと、そのあたりの木と同じにみえてしまう。
むかし、「昔話の英雄のその後」というのが話題になった、と記憶している。
昔話はめでたしめでたしで終わってしまうが、その後の人生だってある。
大きなイベントをやり切った後の人生って、つまんないんじゃないの?という話。
果たして、そうなのだろうか?
私たちは鬼退治や豆の木に登ったりしないけど、自分なりのイベントは経験しているはず。その後の人生って、つまらないの? というと、そうでもない人の方が多いはず。
そう、それなりに楽しく生きているもんだ、と思う。
そうでありたいし、そうでないともったいない、と思うのだ。
そして、桜の木のように、次のイベントに備えるために、エネルギーをいっぱいいっぱい蓄えておかないと、と強く思うのだ。

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