会社での出来事である。
若い人がある相談をしてきた。仕事の話だ。
私はそれに対してアドバイスをした。
君の言う通りに行うと、かなりいろんな人に迷惑が掛かる。間違ってはいないが、行う必要もないのではないか。
しかし、結局さも自分の意見に賛同してくれたかのように喜んで戻っていった。
基本的、この方は私のいう事は耳に入らない。なので、ああまたか、と思うだけ。
まあ、仕方ない。それがある意味「世代交代」という事なのだろう。
数年前で、この方ではなかったら、イライラもしていたのだろう。
でも、この若い方に会ってから、諦める事を学んだ。
それは私にとって大きな変化だった。
「諦める」事。
自分から「諦める」事。
いろんな理由からあきらめざるを得ないことは多々あった。
諦めきれないものもある。
しかし自ら本心で、何も一寸の期待なしで「諦める事」を実行したのは初めてといえるような思いだ。
ある意味感謝したいと共に、早くこの若い方から逃げたい。
イライラはしない。
ただ、自分が情けなくなるから。

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