時々「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を思いだして胸が熱くなる

結構前に見ました

映画公開は2008年なので、結構前ですね。私はDVDで見ました。それでも十年近く前になります。

簡単なストーリーについて

 老人として生まれた主人公ベンジャミンバトンの一生の話です。だんだんと若返ってきます。主人公はブラットピットで、相手はケイト・ブランシェットです。

ひと時の時間の共有

 

 主人公と相手の女性の時間の流れは反対です。かたや歳をとり、かたや若返る。しかし、数年間同じような年代があります。そのよき時間を共有するのですが、運命を知っている主人公は彼女と娘のそばから離れます。つらい選択です。そこから彼は一人で生活し、だんだんと若返っていきます。共有できた時間はひと時です。そして、少年となった主人公は再び、年老いた彼女のもとに戻ります。しかし見かけの少年の姿とは裏腹に、彼は年老いています。ラストは、しびれます。

時々思い出します

 なぜでしょうね。
 映画はファンタジーなのですが、幸せなひと時を思い浮かべると、そんなものなのかな、と思ってしまします。
 ずっと幸せという考えもありますが、若かったあの時と、年老いた今では、感じ方が違うでしょう。それはそれで充分幸せですよね。でも、映画の中では若かったあの時、しかないのですね。そう思うと胸が締め付けられてしまうのですね。
 ポイントをとらえた映画ではないでしょうか?

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