うそはつかない

おそらく、若いころの私が今の私を知って

「うそだろ!」

という事柄を書く。

いまだに仕事をしている。そして、それは若いころに望んでいた仕事とは全く関係ないことだ。
ガジェットはどれも最新のものは使っていない。若い君が中古のMacを使っているように、今の私も中古のPCとスマホを使っている。
家は自分で建てたものでもなく、景色の良い所でもない。
いまだに通勤電車に乗っている。それは避けたいな、と言っていた通勤電車に片道二時間ほど揺られている。
音楽は相変わらず好きで、気軽に聞けるようになった。しかし、CDを発売日に買って、すり減るように聴いていた時のような、「重み」は感じなくなった。
車はグレードダウンし、軽自動車になった。早くて大きい車とは正反対だ。
近眼は相変わらずだが、老眼もあり、また歪んで見えるようになった。

しかし、だ。
予想していたことよりも良いこともある。

家族を得た。これは予想外だとおもう。しかも子供もいる。
病気はしたが、それなりに体は丈夫だ。若い君と同じようにスキーをした。
好奇心はまだまだある。新たに学んだり、本も読んでいる。

そして、若い君が最も驚くことを書く。

まだ、希望をもっている、という事だ。

これは決して「うそ」ではない。そして、おそらく生きているうちは希望が持てそうだ、と思っている。
これは、意外かもしれない。

まあ、ここまで生きてこれたのだしね。

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