思いきり寄っかかってみた

今朝の電車でのことだ。

結構混むようになってきた。4月にぐっと増えて、ゴールデンウイーク開ければ減るかなと思ったら、そのままだった。

それで朝、ぎゅうぎゅうの電車で更に突っ込んできたおっさんがいた。でかいビジネスリュックを前にもってそれを盾にぐいぐい押してくるというタイプ。
押されたまま位置が決まって、電車は発車。そのおっさんカバンの金具が背骨に当たって痛かった。
それで、そこをずらそうと動いていたら、おっさんがなんか更に押してきたんですよね。
おそらく、自己意識の高いタイプなのかもしれない。

そこで、私は寄りかかってみた。金具は無事ずれてくれた。
つり革をもって、おっさんのカバンに完全に寄りかかってみた。体が九の時になるくらいに。そうするとだんだんと体が楽になってきた。眼を瞑るとふわりと浮いた感覚で、つり革の手はそれほど力も入れてなくて、本当にいい感じになった。

人に頼るって素晴らしい!

それは真意かな、っと思った。何も一人ではできないものだしなあ……。

そんな事をおぼろげに思っていたら、速度が緩やかになり、次の駅についてしまった。一旦私は外へ。再び乗ったとき、そのおっさんは見かけなかったので、きっと降りたのだろう。

ありがとう、おっさん!
感謝しかない!

ちょっと疲れているな、自分、と思う。

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