コーヒーショップでの出来事

週末、近所のコーヒーショップ、というかやや現代がかった喫茶店に行ってきた。
近所ではあったものの、5時で閉店ということや、やや入りにくい雰囲気だったので遠慮していたのだが、まあ、入ってみました。

おばさん二人で切り盛りしているようで、先客は1名いた。閉店前30分だったので、そんなものなのかもしれない。

私はコーヒーを注文。三百円だった。安い、と思ったので、追加でトーストも注文したが、パンがもうないとのことだったので、コーヒーだけにとどまった。

確かにおいしいコーヒーだった。やや酸味が強かったが、フルーツ風味もあり、飲みやすかった。

まだ、閉店まで20分くらいあったので、もう少し居ようと思ったところ、ひとり客が入ってきた。ジャージ姿の男性だった。

「まだ、注文できますか」
と男性が聞くと、
「まだ、大丈夫ですよ」
とおばさん店員。

「じゃあ、コーヒーとトーストお願いします」
「すみません、パンがもう無いんですよ」
「それなら、いいです。すみません」

そういって、男性は帰ってしまった。
おばさんも奥へ。

その時聞こえたんですよね。
「パン、もう無いよ。来るのが遅いんだよ」

は? と僕は思ったんですよね。聞き違いかと思った。しかし、違ったんですよね。その後こう付け足して……。

「そこのセブンでパン買って食ってろよ」

……。

おばさん二人のどちらかはわかりませんが、確かにそういってたんですよね……。

近所で安くておいしいコーヒー出すところ見つけたと思ったのですが、もう二度と行かないことを心に決めました。

私が帰ったあとも何かしら言われてんだろうな……。

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