こんにちは。
叡王戦 本戦トーナメントの羽生善治九段と斎藤明日斗五段の対局がありました。
個人的には羽生九段押しという事で、昨日の棋譜を見ていました。
棋譜の転載って、いろいろあって難しいようですね。
この叡王戦は無料、という話もあるのですが、調べ切れていないのが実際のところです。
全棋譜に関してはこちらをご覧ください。
2024-01-22 将棋DB2王戦羽生善治 九段 vs. 斎藤明日斗 五段 第9期叡王戦 本戦
将棋DB2
勝敗は斎藤五段の勝ちに終わりました。羽生九段の良い所はほぼ無しでした。
私が疑問に思ったのは中盤に差し掛かったところです。
25手目の先手7七角と羽生九段が指したところです。飛車桂取りで、飛車が普通に逃げれば3三角成からの二枚替えに王手です。後手からの飛車成りが見えていますが、先手なので防げばよい話です。そうなれば先手が良いのではないかと。
そして、実際そうなったことに驚きました。その後、後手の飛車が成りこみ、先手の有効な攻めがなく、終わってしまったような感じです。
アマチュアの私としては、喜んで7七角と指して、角が成りこめば有利と思い、そうなったら非常に満足です。実際にはその後が難しい戦いが続くと思いますが、あくまで目的は達成したと考えます。
しかし、実際はそうでもない……。自分の思うように進んだとしても、優位というわけではない。
ある意味、人生の縮図のような気がして、辛くなったりしました。
奥深いな、将棋って。
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