私が20代のころに聞いたことがある話で、「歳をとると演歌の良さが分かってくる」というものがあった。
若いころとか老齢とかではなく、良い演歌は「良い」と分かるし、つまんねえ演歌は文字通りでとらえられるものだと思った。
つまり、どんなジャンルにしろいいものは良くてつまらないものはつまらない、と。
私も歳を重ねて、さて、演歌がどうなのか、というと、特に上記の意見と変わらず。つまらない演歌が、「心にしみるねえ」とかにはなってはいない。
もう少し歳を重ねる必要があるのかもしれないが……。
最近、通勤時間を勉強に当てているのでそれほど大量の音楽を聴く機会が減ったのだが、隙間時間にSpotifyなどで、音楽、特にジェフベックを聴いている。
有名なギタリストで、数年前に亡くなった。いろんなジャンルをこなし、ジャズ、フュージョンからハードロックも問題なく奏でる。
聴いている中で時々、ソウルフルな曲もある。このソウル系がちょっと苦手だった。なんか、のんびりしてたり、ときにハイテンションもあったりするが、なんか長くは聞いていられなかった。
しかし、最近耳に入るようになってきた。ブルージーなギターはもともと好きなのだが、その歌声も聞き入れるようになってきた。
ああ、しっかり聞きたいな、とも思ったりもした。あえて避けてきたジャンルなんだけどね……。
歳を重ねた上の結果なのかもしれない。
しかし、若いころから好きなオジーもしっかり聞いています。
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