SHURE ( シュアー ) SE215に向いてる人向いてない人

出会い

こちらは、本当にずーっと欲しかった製品です。前回と同じく、「イヤホン 遮音性」で調べますと、「ETYMTOIC RESEARCH」と同様にこちらの製品が出てきます。かなり有名ですよね、ちょっとイヤホンに首突っ込んだ方でしたら、聞いたことがあるメーカーです。このような製品です。

SHURE ( シュアー ) / SE215SPE-A トランスルーセントブルー(サウンドハウスHP)

このSE215を持つ前の一ランク低いSE112を所有していました。それが本当に素晴らしかったので、上位シリーズに期待大だったのです。そして、やはりいいものって高いのですよ。

SHURE / カナル型イヤホン 一覧(同じくサウンドハウスHP)

一万越えが普通です……。

やはり中古に……

 なので、中古に走るのですが……。このSHUREって、偽物が本当に多いのです。ゴロゴロしてます。実際に売っているのも見かけます。偽物の見分け方というサイトも多いです。
 主にポイントはイヤホン本体に書かれているロット番号の有無です。ここを知っている人は多いようで、ヤフオクやメルカリ等、中古を販売しているページに、ロット記載部分の写真を掲載したり、「ロットは○○○○です」と記載してあったりします。
 また、「どこどこで買った正規品です」という言葉もよく見かけます。皆さん、気になるところは同じです。
 しかしながら、やはり不安はぬぐえない。実は一回、他のイヤホンで偽物をつかまされています。「ノークレームノーリターン」という壁は厚く、泣き寝入りだったのですが、同じような思いはしたくないのです。それならば、正規の新品を買えばいいだけの話ですが……。高い……。もっと稼げば……。うーん……。やや方向が逸れました。

 究極の選択

 本当に考えました。そこで選んだのが、中古業者から買おうという判断でした。選んだのはこの二つ。ソフマップとe-イヤホン。

 こちらでしたら、さすがに偽物は扱わないだろうと。とにかく、毎日のように見ました。手ごろで使用に耐えるもの。そして、一か月ぐらい検討して購入しました。五千円ほどでした。まあ、安い。付属品もそこそこついていましたし。

そこで音は?

 手に入れて早速視聴。「ETYMTOIC RESEARCH hf5」同様、walkmanのS13に直刺しの「I Don’t Know」。そして、イヤーピースは別売りの三段フリンジ。こちらはSE112で使っていたものです。
 さて音はというと、前面押し出し、といった感じでした。楽器が近い。音を上げすぎたわけではありません。バスドラの低音の迫力に、スネアの抜けの良さ。ギターの指使いが見えそうです。
 ただ、分解度はhf5の方が高く、こちらは覆いかぶさってくるような力強さがあります。メリハリがあるというのでしょうか。聴きごたえがあるという感じです。いいですね。

果たして電車では?

 一通り満足し、次の課題へ。電車でGOですね。コードを耳の上にと押して、くるっとさせて、本体を耳に押し込みます。いわゆる「Shure掛け」ですね。この機種はこうしないとうまくすっぽりはまりません(SE112は普通掛けでも良いのですが)。
 この時点で、結構遮音しています。音を出せばなかなかの良さ。ただ、遮音に関しては「ETYMTOIC RESEARCH hf5」よりやや劣るという感じでした。これは三段フリンジ採用による比較なので、コンプライなんかを使うと良いのかもしれませんね。

欠点といえば

 三段フリンジは合わない方が多いと思います。私も慣れるまで結構かかりました。耳の調子が悪いと今でも痛くなりますし。
 また、このボディが水色なんで目立つと思います。そういうの嫌いな方だとだめでしょうね。

総括

 「ETYMTOIC RESEARCH hf5」の次に気に入っています。実際に使うことはこちらの方が多いですね、なぜか。

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