墓参りに思う

週末、墓参りに行ってきた。

遠方なので、年一二回。昨年末母が亡くなり、納骨してから初の墓参り。
お盆らしきものはやらず、というかできず。やろうと思えばできたかもしれないが、家にあがってもらうことはできないのが、居候のつらいところ……。

墓参りが出来たので、勘弁してほしい、とおもう。

墓参りは実家の近くなので、母が生きている時は年6回ぐらいは行っていた。
線香をあげて、花を添えて、墓掃除して。

その母は墓の下だ。
三十年ほど前に亡くなった父と並んでいる。

時の流れは残酷だが、こういうものだ。

大河の一滴というが、やはり切ないものだ……。

私は今、次なる場所へ行こうと学んでいたり、体力つけようとしたり、歯を直したりしているが、これも、数年後には儚い思い出となってしまうのだろうか……。

ただね、生きている以上は歩いていたいのね、歳をとっても。ギリギリまで歩いていたいと思う。
「よくやったよ、自分」という自己評価は必要なく、そういうのが当たり前でいたい。

ただ、墓の下には罪はない。ただ、懐かしき、良き思い出を語るだけ。

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