海に行ったがなんか怖く感じる

先日、海に行った。

千葉の上の方の海だった。天気は良く、人もそれなりにいた。
海水浴場施設はなく、サーファーぽい人や、地元の慣れ親しんだ人たちが少しいて、家族連れもちらほらで過ごしやすい感じだった。

すこし波打ち際に立って遠くを見ていると、足元になんか固いものを感じた。
石かな、貝かなとおもい拾い上げてみると、スマホだった。裏には吸盤式のモバイルバッテリーが張り付いていた。本体はぷっくりとしていて、内部バッテリーの膨張が見られた。
画面は小さく、型が古そうだ。ただ、外観はきれいで、液晶も割れは見当たらなかった。

私は、なぜか怖くなった。
それは、昨年も海を見ていた時に感じたことで、その海岸に流れてくるものをみると、怖さをかんじる。

理由は、言わずと知れたことなので、まあ、いいとして、なぜだろう。急にそう感じるようになってしまった。

ただ、今年は忘れていて、そのスマホを拾い上げた時、強くそう思ってしまった。
拾うんじゃなかった……。

ただ、海には責任はなく、遠く遥か世界に繋がっていると思うと、心がさっぱりする。

海は好きだ。怖いけど……。

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