歩くことについて

うまく歩けると、落ち着くことがある。

たしか以前、苫米地英人さんの本に書いてあった事だ。
ただ、私が正確に実践できているかは怪しい。

普通に歩くのだが、「右、左、右、左」と一歩一歩、歩いていることを意識する。
次に、足の裏で地面を感じ取るような感覚をつかむ。
感じ取れて来たら、かかと、中心、つま先、と分けていく。
ゆっくりと歩くことに集中していく。よって、無心となる。
いろんな雑念が湧いてくるが、そのたびに「右、左、右、左」と歩くことのみに集中し、払いのける。

そうしていくと、心が落ち着くことがある。

むかし、部屋で座禅を組んだりしていたことがあったが、ここ十数年はそういった時間が取れなくて、心はとりとめのない状態と分かっている時もあるのだけど、放置状態。
なので、せめて歩きながらでも、と思い、実行している。

面白いもので「集中集中」と思えば思うほど、くだらない雑念が湧いてくる。
本当に自分自身笑ってしまう。
ある意味、自分がどれだけ雑念に取り囲まれているかを実感できる。
少しでも有益な事に回せられればどんなに良いか……。

雑念9:真意1のところを、せめてイーブンくらいには持ち直したいと思っております。

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