敵がいないと困る人。

以前いた会社に、頭のよい女性がいた。
国立大学卒のエリートだ。仕事もまあまあできる。
何よりもの得意技が上司に媚びることだった。

なので、上には敵がいない。しかし、自分は偉いので、下にはとても厳しい。
そして、彼女の何よりの特徴は「敵がいないと困る人」だった。

そういう人って、敵がいないと生きていけない。
ただ、そういう人って単純にいじめをしたり、悪口を言いふらしたりして、最終的にはその人自体嫌われるというか、嫌がられるのだが、その辺は頭が良かった。

上司の仕事的至らなさを下のものに言いふらし、自分は頼りになる人を演出する。
明らかに仕事のできない部下を標的にし、同僚や近しい人に悪口を言いまくる……。

まあ、そのこと、その人は以前書いた人と同じ人なんだけども

悪口って疲れる
昔、二十年以上前の話になる。ある程度昇進し、中間管理職の二つほど手前くらいなって、後輩も増えてきたころだった。同僚に5歳下の女性がいた。これまた優秀な方で、出身大学も誰もが知っているところで、入社して一年くらいでそこの部署のチーフくらいにな...

その人以外にも、どこにでもいるんだな、と最近分かった次第。
子供だな、子供の世界だな、と思っていたが、大人世界そのままなところもあることを実感した。


でも、大概、その人自身が、最終的には嫌われる。
そう、信じている。

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